平成25年第4回定例会(12月議会)

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  • ■稲城市議会議員の議員報酬の臨時特例に関する条例

     鈴木(起風会)の判断 ⇒ ×(不採択)
     ※本会議にて反対多数で不採択となっています。


    ≪不採択の理由≫

    「稲城市議会議員の議員報酬の臨時特例に対する意見書」について簡単に同議案内容を説明すると、「(平成26年)9月議会で可決した『職員給与6ヶ月削減』には議員も姿勢を見せるべきだから『議員報酬も3ヶ月削減しよう』」というもの。
    私自身、報酬削減を含めた議会改革の話は現在活動している「議員定数調査特別委員会」と同様、議論を尽くして「一時的ではなくきちんと」行うべき。また、 併せて市民有識者で構成される「稲城市特別職報酬等審議会」の答申を尊重すべきとの持論を持っております。しかし、今回はあまりにひどすぎる以下の3点から賛成し兼ねるとの立場を取らせていただきました。

    ①職員給与削減は大前提として「地方交付税をきちんと受け取れるようにするための苦渋の決断」だったのであり、今回の報酬削減については何の大義名分も無い点。

    ②無所属の会4名の内2名が提出者であったのです が、そもそも会派全員で出すか、或いは他会派のいずれかに協同してもらい提出すべきだろうということと、提出者2名の内1名は議案提出の根拠である「職員 給与削減」の時、正当な理由なく本会議を離脱し採決に加わっておらず、同問題を論じる資格など無いという点。

    ③何よりも、今回4つの議員提出議案があった内、 この議案だけ他会派に対して一切の協議や意見聴取をせず「議論を尽くしていなかった」という点。(通常であれば事前の会議に提出し、そして他会派の意見を 聞き、十分に内容を協議し合って改変しながら初めて本会議に出すのが最低限の「議論を尽くしたとする前提」なのにそれを怠った)

    ベテラン最年長の議員からは「こんな提案の仕方は良くない、議案を撤回すべきだ!」との動議も上がり、撤回へ賛成多数(民主主義の基本)だったにも拘らず「撤回はしない」と強情を張り、何時間もかかった上で無所属の会&共産党以外の全会派が一致して6対15で否決。

    正直な感想を言えば、同議案提出はただの選挙向けパフォーマンスだと感じました。
    「我々は(社会的にも批判し易い)議員報酬の削減を提案したのに、既得権益意識のある議員たちによって阻まれた」と言わんばかり。
    本気でやる気があるならいくらでも方法はある。そして、真剣に取り組むならもっと「汗をかいて」議会各位と協議するべきにも関わらず「下の下 策」を選ぶあたりが確信的行動かと。

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    尚、私達起風会は会派内で方法を協議し、平成25年度の政務活動費の内、3分の1に当たる20万円(会派広報費相当)を自腹出費とすることに決定。実際に192,631円(60万円中)を稲城市に返納しました。
    ※これは稲城市議会議員の議員報酬の臨時特例に対する意見書に則った場合の報酬削減額よりも多い金額です。

    …あまり言いたくありませんが、上記の議員報酬削減案を提出された無所属の会(岩佐、川島、渡辺(た)の3議員)はこの政務活動費105万円を使い切った上、議員報酬自体も勿論全て貰っている状況です。
    本当に「自ら率先して身を切る覚悟」があるならば、実践で見せていただきたい。

    ちなみに、他の会派を見ると平成25年度の政務活動費で返納があったのは新政会77,704円(185万円中)、共産党42円(60万円中)、民主党90,000円(年度初頭で会派が消滅のため10万円の内、通信費の10000円のみ)で、それ他会派及び無所属議員は全て使い切っています。

    平成25年度の稲城市議会各会派の政務活動費の詳細はコチラを参照下さい。
    http://www.city.inagi.tokyo.jp/gikai/seimukatsudouhi/25seimukatudo.html

    ※2014年6月追加更新