日記投稿

平成29年10月



  • 2017 / 10 / 25

    第48回衆議院議員総選挙の結果が出ました。
    我が稲城市に関係するところで言えば、第21選挙区が小田原きよし議員(自民・比例)、長島昭久議員(希望)、第22選挙区が伊藤達也議員(自民)、山花郁夫議員(立憲民主・比例)の4名が当選。
    …本年に「一票の格差解消」の犠牲(?)となり稲城市は南北に選挙区が分断されましたが、蓋を開けてみれば、ある意味4名も国会議員を送り出せたと考えれば、まぁ良いのか?
    兎にも角にも、日頃色々とご相談にのっていただいている伊藤議員と小田原議員の両名が、無事に当選できたことが何よりも安堵です!

    そして、台風21号による大きな市内災害も無かったし、自動販売機連続放火犯も逮捕!
    色々と昨今背負っていた肩の荷が降りた気がします。

    以下、10月中盤~後半にかけての活動報告です。

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    10月8日(日)は次女幼稚園の運動会、気持ち良い秋晴れの中で挙行!多くのパパ友達と会話しながら、楽しく応援することが出来ました♪夕方からは衆議院東京22選挙区公開討論会を稲城市地域振興プラザにて開催。4名の立候補予定者揃っての素晴らしい討論会となりました。公開討論会後は候補者4名で握手するという感動の場面も!


    9日(月・祝)~14日(土)の6日間は、自転車一本での山形往復旅。とてもこちらには書き切れないので別ページを作成中です。
    生まれた故郷に帰ろう!自転車旅720km!
    ご興味有る方のみ、お時間有る時にご覧いただければ幸いです。

    15日(日)、暫くの不在で溜め込んでしまった資料作成送付、市民相談2件、選挙戦の手伝い。昼食は旧友と久方振りのランチを楽しみました。

    16日(月)、稲城市建設環境委員会所管事務調査視察にて一路関西。
    初日は大阪府池田市を訪問。稲城と近しい境遇(大都市圏の衛星都市)で、かなり深い話が聞けました→時間オーバー30分。◆池田市観光協会◆
    (概要)
    市内観光事業者の組織化、観光事業の振興及び発展を図り、市の活性化に資することを目的に平成8年に設立。法人格ではなく任意団体。現状では市補助360万円/年、観光協会会員費50~90万円/年にて賄われており、事務局は(財)いけだ市民文化振興財団に移管。
    (重要点)
    ・行政主導だと担当者が5~3年の短いスパンで変わってしまい、長期的展開が出来ず、エキスパートとしても育たない。また、予算執行に時間が掛かるため、小回りが利かない。観光シーズンは4月以降の行楽期、3月がPRタイムになるが、年度単位の予算執行だとこのスケジュールが厳しい。
    ・そもそも、同市の観光方針がどうあるべきか。これが最重要。観光≒シティプロモーション・ブランディングであり、差別的優位性(何か特別な理由はないが、好きになること)確立が肝。
    ・観光客対応として、スマホサイト構築は必須。行き当たりばったりの人が多いので、そうした観光客の財布の紐の緩さにも目をつけた展開を。そうでない場合も、市内回遊性を高めるために、店舗や施設などで相互にパンフレットを設置し合うことも必要。
    ・数値目標(訪問・交流人口、あるいはサイトのアクセスログ等)を置き、それを注視してブラッシュアップを繰り返すこと。
    (考察)
     ①基盤づくり(やりたいこと、目的はなにか)、②組織づくり(誰に何をやらせるか、産官学連携はとれるのか、担当者レベルでのやり取りを活発に出来るか)、この二つのベースが協会として先ず確立する必要がある。また、そのためには武器となる市内の観光資源(観光にならないと思っているものも、意外と観光の目玉になることも)をよく掘り起こしておくこと。
     特に、産官学連携の中では、訪問客視点を取り入れるべきであり、そこは産官学連携でF1層 (Female-1  20歳~34歳の女性)について女子大生にお願いしたり、他F2・3、M3についても各々の視点を確認した形での「観光資源掘り起こし」が大切。
    17日(火)、視察二日目は大阪府交野市を訪問。
    …観光協会とは「街の粋」を凝縮させた結晶体。その中核たる人の熱量差が、それを宝石にもガラクタにも変えてしまいます。ボランティアにどこまで求められるか、杓子定規な規格で捉えきれるか、もっと広く意見を募る必要がありそうです。◆交野市星のまち観光協会◆
    (概要)
    平成13年、交野市観光振興ビジョン調査検討委員会を発足し、同16年に交野市星のまち観光会議が発足。基本方針として「住んでよし、訪れてよしのまち交野」を掲げ、観光開発をせずにあるものを活かす形として、体験型観光プログラムを確立した。主な予算収入は観光協会会員費90万円/年であり、その他に天の川七夕まつり(200万円)、かたのツーリズム(50万円)等を実行委員会や市長戦略事業として補助を受けている。組織としては任意団体。
    (重要点)
    ・観光案内人も必要だが、次世代の育成を含めた視点が必要。プロモーター養成講座を実施し、地域活性化の担い手・リーダーを育成し、「興行主」をつくっていく。
    ・枚方市等の近隣市との連携、産官学連携によるにぎわい創出、商品開発を実施している。JR連携のウォーキング企画や、ブランド(mont-bell)連携でのモンベルフレンドタウン指定等。
    ・観光農園も実施。都市近郊であるメリットを活かして、米・野菜・果物の育成収穫の体験型ツーリズムを実施している。
    (考察)
     観光協会を民間主導で行うには、それを目的意識を持ち、引っ張るリーダーの存在が不可欠。そのリーダー選定に当っては「顔が広く、あらゆる分野に顔が利く」「他人事ではなく、我が事として活動する情熱」があることが望ましいが、そうした人材には限りがある。
     観光にはストーリー付加が必要。交野に古くから伝わる織姫伝説を目玉に据えた一点突破型の取り組みをすることで、「◯◯といえば交野市」という認識を広く持って貰えるに至った。それ以外の観光資源については、後付で十分に展開が可能。
    18日(水)、視察最終日は愛知県あま市を訪問。
    こちらは『七宝焼の里』ということもあり、稲城より武器がある!と思いきや、それほど強い武器として使えておらず苦労なさっているとのこと。◆あま市観光協会◆
    (概要)
    平成23年、市長との打ち合わせに始まり、スケジュールや準備委員会についてを確認。同25年度より設立準備会にて協議(4回)して立ち上げ。同26年度からは市の補助金・会費で運営。そもそもの発端としては合併を背景とした「まちの一体化」も裏側にあるため、市長の肝煎り事業として開始。
    (重要点)
    ・事業費の大半を市補助で賄っているため、市行政と協会事務局の二人三脚で進めている形式。今後は法人格を取得して、市の指定管理のような団体になることも視野に入れている。
    ・協会の役員については、やはり商工会やロータリー、ライオンズ、JCといった市内各種団体の顔役を揃えることにしている。
    (考察)
     交野市とはまた違ったタイプのリーダーだが、行政と二人三脚ゆえに如何に市長の方針を汲みながら運営していくかが会長としての重要課題となっている。
     やはり、運営していく上では人件費等が必要であるため、市指定管理者などになり、独自の財源化をしていくことで今後自由な動きをしていきたいという点では、まだまだこれからという状況。そして、名古屋からのぞみに乗って帰稲。荷解きする暇もなく、夜は稲城青年会議所三役会議に出席。

    19日(木)は朝の内に資料作成と青年会議所HP更新し、先日開催しました東京21区・22区の公開討論会動画をUP。
    建設環境委員会正副委員長説明、担当部署打ち合わせ、元消防長の井上様お通夜弔問、平尾宅地分譲自治会10月役員会、稲城JC第3回次年度理事会。←自治会とJCはダブルブッキング…そして、合間の時間に「期日前投票」をいたしました!市役所投票所は21選挙区と22選挙区で入口を分けての対応で分かりやすかった。

    20日(金)、何度も繰り返される自販機放火。その直近現場(坂浜・高勝寺通り)を確認した後は、Iのまち いなぎ市民祭、第49回稲城市民文化祭&第43回稲城市芸術祭の開会式に出席並びに展示を拝観。市内芸術家の皆様による素晴らしい作品の数々に心打たれつつ、各作者の皆様と話し込んでいたら、あっという間に3時間、昼になってしまいました。
    午後は議会控室にて雑務。夜は衆議院東京21区6市(稲城・立川・日野・多摩・国立・八王子)合同の演説会@立川グランドホテルに出席。

    21日(土)は生憎の雨天。第47回東京都消防操法大会・ポンプ車の部に、南多摩代表として出場した稲城市消防団第一分団の精鋭達。
    …結果は見事優勝、「東京で一番の消防団」の称号を稲城第一が得ました!
    濡れた地面にも関わらずタイムが基準を下回り減点0、さらには規律減点が全出場隊で最も少ない56点というパーフェクトな展開。
    各位仕事と訓練を両立させた毎晩の努力が、きちんと結果に繋がったことで、涙ありの歓喜が湧き起こりました。
    私自身も感動と共に、来年の操法大会に向けて力をいただいた気がします。選手並びに第一分団の皆様、本当にご苦労様でした&おめでとうございます!
    操法大会から戻って直ぐに、伊藤達也候補の演説会に立ち会い。やはり東京22区はこの人だと再認識させられます。

    22日(日)台風影響の豪雨によって市民祭の屋外行事が全て無くなってしまう中、武道場にて「意地のかえっこバザール」を開催。こんな天候にも関わらず、多くの子供達と保護者の皆様にご来場いただきました!オークショニアとしてもやりがいがありました。
    お隣りの会場では、引き続きの文化芸術祭と農産物品評会を実施。それにしても新高のデカいこと…キャベツクラス🍏
    終盤には子供達に追い回されて疲れ果てましたが、夕刻に稲城市災害対策本部(当初は危機管理本部)が設置され、我々消防団も詰め所に集合して豪雨の中を電波局開設。…目前の台風に不安は尽きないものの、自動販売機連続放火事件、ようやく犯人逮捕の報せ!昨今の悩みが一つは解決。
    地区内をポンプ車巡回したり、NHKを見て台風情報の収集をしつつ、選挙開票も確認。東京22区は伊藤達也代議士勝利!東京21区は大変接戦で結果発表が遅くなったものの、小田原きよし代議士比例当選の表示!皆が居る手前なので心の中でガッツポーズ!
    午前4時半過ぎに巡回と待機体制が解かれ、一旦帰宅。

    23日(月)は上述22日から引き続き徹夜明けの活動。増水後の三沢川を渡り登庁。午前中は総務委員会傍聴と代表者会議打ち合わせ、昼休みに八丈島物産を買い込み、午後は先日の視察まとめ、市民相談、かえっこバザール備品返却、選挙等諸般の後片付け等々…。最後の方はちょっぴりフラつきました(苦笑)

    24日(火)朝、次女を幼稚園に送ってから正副委員長打ち合わせ→市議会建設環境委員会→第28回東京都道路整備事業推進大会@砂防会館。昼食を摂る時間が無かったため、車中でアンパンをがっつきました。環状2号線について随分と残念な変更も発表されましたが、多摩川架橋のボトルネック解消、鶴川街道の改善も盛り込まれており概ね満足。
    大会後は役所に戻り資料作成、夜からは稲城青年会議所臨時総会に出席。社会福祉協議会との災害ボランティアセンター設置・運営協力の協定を交わす旨が全員賛成で審議通過。
    今週末、社協&JCの調印式に臨みます。

    さて、今回の衆議院選挙について多くの識者が分析をされているので私は多くを言いません、が、思った事を一つだけ。
    「政治家は信念を貫くべし」、これに反するアッチにフラフラ、コッチにヨロヨロな候補者は義を重んじる日本人にとって信用に値しないことが、ある意味で証明されたのではないでしょうか?

  • 2017 / 10 / 07

    本来、多くの地方議員が勉強・研究のために視察シーズンとしている10月。ここに突然の衆議院総選挙が重なったため、多くの議員がてんやわんやしているのが伺えます。
    野党第一党である民進党が新政党に吸収されるという珍事、名称がボツになった「立憲民主党」の設立、都民ファーストの会設立の立役者である「ファーストペンギン」と称された議員の離脱…。
    色々とありますが、私は私で、国のため=地域のためになる候補者を政党に関わらず応援しております!

    以下、9月議会の結末~10月初旬の活動報告です。

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    9月29日(金)は議会運営委員会後、市議会本会議最終日。建設環境委員会委員長として委員会報告を行い、諸採決に臨みました。
     平成29年第3回定例議会議案書
    上記議案で審議が分かれたものは以下3件、敬称略。

    第51号議案:平成28年度東京都稲城市一般会計歳入歳出決算の認定について
    →賛成多数で可決
    賛成19名:中山・北浜・渡辺・坂田・池田(新政会)、大久保・つのじ・市瀬・尾沢(公明党)、中田・鈴木(起風会)、岩佐・榎本・佐々木(改革稲城の会)、梶浦(民進党)、荒井・藤原(市民自治を前進させる会)、村上(生活者ネットワーク)、伊藤(無所属)
    反対2名:岡田・山岸(共産党)

    第53号議案:平成28年度東京都稲城市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について
    →賛成多数で可決
    賛成19名:中山・北浜・渡辺・坂田・池田(新政会)、大久保・つのじ・市瀬・尾沢(公明党)、中田・鈴木(起風会)、岩佐・榎本・佐々木(改革稲城の会)、梶浦(民進党)、荒井・藤原(市民自治を前進させる会)、村上(生活者ネットワーク)、伊藤(無所属)
    反対2名:岡田・山岸(共産党)

    第5号陳情:「全国に誇る若葉台地区の景観と環境の保全並びに将来の稲城市の高齢者や子育て支援等に向けた若葉台小学校なかよし校舎跡地の土地利用方針等の見直し」に関する陳情
    →賛成少数で否決
    賛成9名:岩佐・榎本・佐々木(改革稲城の会)、岡田・山岸(共産党)、荒井・藤原(市民自治を前進させる会)、村上(生活者ネットワーク)、伊藤(無所属)
    反対12名:中山・北浜・渡辺・坂田・池田(新政会)、大久保・つのじ・市瀬・尾沢(公明党)、中田・鈴木(起風会)、梶浦(民進党)
    本陳情を「不採択」と判断したことに、以下詳細を記しました。
    →起風会としての陳情判断理由

    30日(土)は宮本一郎氏による「手話言語条例ってなに?」にお誘いいただき、聴覚障害を持たれる方々の課題と、稲城市に対する様々なご意見をいただきました。すぐさま稲城市単独の条例設置、とまではいかないかもですが現状の拡充含めて引き続き取り組んで参ります!
    夕方からは杉山神社例大祭反省会に出席。

    10月1日(日)は社会福祉法人平尾会・ひらお苑開設20周年記念式典に、地元選出市議として御招待賜りました。地域包括支援センターとして、平尾地域の安心を支えていただいております。志高く開設された当初から、幾多の苦労を乗り越えてここまで発展させた白井家の皆様、そして職員と家族会の皆様方の弛まぬ御努力に大感謝です!
    記念講演では林家こん平師匠とその娘さんにより「笑が溢れる介護」を御披露いただき、会場内が笑いと暖かい空気に包まれました♪30年、50年、100年と平尾の福祉を支えていただけるよう、私自身も微力ながらお手伝いして参ります!
    夜は青渭神社例大祭にお邪魔させていただきました。いつも仲良くしている知人友人の方々の素晴らしい芝居に感動!

    2日(月)、東京第21選挙区の小田原潔衆議院議員にお越し頂き、新選挙区である平尾地域の隅から隅まで、文字通り「隈無く」視認いただく一日。上平尾から下平尾の神奈川県境までご案内させていただきました。

    3日(火)午前は青年会議所HP更新作業や資料作成、広報の調整。
    稲城市が東京22・21選挙区に南北分断されて初の衆議院選挙、北側22区について公開討論会の準備が整いましたので皆様奮ってお越し下さいませ。
    → 詳細 http://www.inagi-jc.com/index.html
    午後からは林英臣政経塾塾士会議@水道橋。今後の塾運営方針や、今回の衆議院選挙に当っての行動指針を確認。
    夜は稲城市消防団第一分団都大会激励に駆けつけました。キレキレの規律動作に、基準タイムを一線二線ともに下回るという練度の高さ!21日に行なわれる対本番も期待して応援に伺います!

    4日(水)・5日(木)の二日間は、東京都三市収益事業組合。
    兵庫県尼崎市にあるセンプルピア尼崎競艇場、ボートピア梅田、愛知県碧南市の日本モーターボート選手会常設訓練所(碧南訓練所)、勤労青少年水上スポーツセンターを視察。事業の拡大・継続、選手の育成システムや引退基準、公営競艇としての意義、CSR活動含めて考えさせられます。
    ペアボートで選手体験をさせていただいたのですが、想像以上の猛スピードとモンキーターンのG負荷で落水寸前。…「若いから」ということで合計3レース出場、腕も足腰も一瞬でヘロヘロに…(それでも本番レース速度の6割程度だとか)。日々過酷な訓練を経てレースに臨む選手の皆様に対し、さらに敬意が深まりました。

    6日(金)は「いざ鎌倉!」ということで、稲毛三郎重成よろしく稲城から鎌倉までチャリで馳せ参じ、松尾鎌倉市長の応援活動。材木座地域のポスティングを買って出たものの、小さな谷戸の奥深く山頂まで続く住宅街、多くの家々にサーフボード置き場と屋外シャワーが有ることに地域性を感じつつ、アップダウンの連続に、右膝が…。
    稲城から大船までの往復と、大船から材木座の往復、ポスティング活動で合計100㎞くらいは人力移動したでしょうか?とにかく、帰りの冷たい雨ズブ濡れ3時間という過酷な状況には、途中から笑えてしまいました(笑)
    皆様、鎌倉市政は松尾崇にお任せを!

    さて、本日は当HP更新と建設環境委員会視察行程の諸連絡、夕方からは消防団勧誘会を地元にて開催いたします!
    もし、平尾に住んでいるor働いている18歳以上の健康な男女で、「地域の守り手になりたい!」という志高き方がいらっしゃいましたら、是非とも私までご連絡くださいませ!