日記投稿

令和元年12月



  • 2019 / 12 / 28

    令和元年も早いもので、年末のご挨拶をさせていただく時期に。

    今年は平成から令和へと、歴史的な御代替わりでした。
    生前退位には驚きもありましたが、これ自体は江戸時代以前の前例に則ったことであり、皇室の長い長い歴史から見れば些細なことと受け止めております。

    …残念ながら雨台風をはじめ多くの自然災害が発生してしまいました。天災は致し方ないにせよ、「令和」に込められた願いに反して特に東アジア諸国(中共、南北朝鮮)の暴挙も続く年となってしまいました。
    早速関連して、来年予定される習近平氏の国賓待遇来日に一言。中共は、過去に天安門事件からの国際非難脱却のため先々帝陛下の訪中を実現させ、併せて欧米に先駆けた日本からの制裁解除等で人権問題による窮地を脱したことは歴史上明らかになっています。
    その先例から、今回もチベット・ウイグル・香港における人権問題、さらには米中貿易戦争の火中にあって、今上陛下を政治的に利用して再び国際的非難を躱そうという意図があるのでは?と懸念しております。
    「国家間の友好は良いこと」という目先での意見は勿論うなづけますが、天安門事件で対中融和をして以降、どれほど中共から日本へと利益があったのか?記憶に新しいところだけでも、沖縄分断も視野に、尖閣諸島侵入、不買運動等々、まさに「仇」で返ってきてはいないでしょうか?先日の稲城市議会における議案陳情判断でもそうでしたが、短絡的かつ目先の耳障りが良いことだけでなく、長期的視野でそれが何をもたらすかまで考えなければ、政治に携わるものとして失格だと考えます。
    国の専権事項は国がやるべき、ではありますが、政治に携わる以前に一人の民草として、より危機感をもって来年も精進して参ります!

    そんなこんなで、今年も残すところ3日ばかり。
    何やらインフルエンザ等も流行っている様子。どうか、皆様方におかれましては年末年始も健康にご留意いただき、素晴らしき令和初の新年を迎えられることをお祈り申し上げます。

    尚、例年同様ではございますが公職選挙法第147条の2(あいさつ状の禁止)を遵守するため、年賀状をこちらから発送することが叶いません。いただいた方へ答礼の返信になるご無礼を事前にご容赦下さいませ。

    以下、令和元年内最後の「いなぎ暮らし」更新です。

    ---

    12月22日(日)、冬至。は神社にて正月準備、配布される「福銭」入れや、初詣のぼり旗設置などが実施され、上平尾地域を主軸に配布する初詣勧誘チラシ関連業務に従事。
    そして今月2度目となる平尾団地での火災報(掲示物焼損)、11/26から連続して発生している市内の放火事件には憤りを感じると同時に、犯人の早期逮捕を願いながら自身も警戒に当たって参ります。歳末の挨拶回りで柚子をたくさん分けていただき、帰宅後は南瓜食べて、柚子湯で体を温めさせていただきました♪

    23日(月)、一陽来復。これまでなら天長節、天皇誕生日として30年に渡り長らく国民の休日であったわけですが、普通に平日ということで少しばかり拍子抜けながら通常活動。夜は、新規消防団員勧誘プロジェクトの一環で、ポスター&ビラに使用する写真をスタジオ撮影。さてさて、どんな写真が上がってくるか楽しみです♪

    24日(火)は中央公民館等々で各種相談、市役所控室にて諸雑務、他市民相談対応2件。夜は自宅で娘らとミニクリスマス、きちんとサンタクロースなる異国の御仁が丁寧に贈り物を持ってきてくれたそうです(笑)

    25日(水)朝方、寒中の古民家公開準備にお邪魔。土蔵が随分と崩れてきましたが、修復には版築→漆喰は勿論、相当な専門性(とかなりの費用)が必要。今後の同施設方針も改めて考えねば…。
    その後は年内最後の登庁。議会だより用掲載一般質問の書き出しと提出、最後は議会応接室をお借りして市内幼稚園関係者と市子育て部門との意見交換会をセッティングして陪席。「食育の推進」に向けて、また新たな市内子育て事例が完成しそうです♪
    夜の市役所→平尾への帰り道によみうりランド通りを選択して大失敗。クリスマス夜のジュエルミネーション近辺なんて大混雑だと分かっていたはずなのに…まんまと大渋滞に巻き込まれてしまいました。

    26日(木)は水道橋にて林英臣政経塾戦略部会打ち合わせランチの後、同塾士総会に出席。併せて政治団体『はるか』設立準備総会と、同政経塾の一般社団法人化について。全国同志らのプロジェクト推進事例紹介が終わったところで急ぎ退出させていただき、夕方から稲城市消防団歳末特別警戒に出動。市長、議長、災害防止協会会長、団長、自治会長、消防後援会長、女性防火クラブ様ら多くのご来賓の皆様から寒い冬の夜に温かな激励をいただきました!前述の通り、昨今連続している放火魔事件への対応含め、週末予定の歳末特別警戒含めて確りと活動して参ります!

    27日(金)、自治会掲示板の整理・貼り替え、御神札引換券配布、入定塚公園不正利用対応施策話し合い、そしてたぶん年内最後であろう市民相談1件対応にて終了。

    ---

    …さてと、年内最後のHP更新もこれにて無事完了!
    憂さ晴らしではないですが、今夜はこれから気のおけない大学旧友らと忘年会。幹事曰く「2019年末にふさわしく、19だから、一休に行く!」とよくわからない理屈ではありますが、学生時代を思い出しつつ楽しませていただきます。

    本年も当『いなぎ暮らし日記』をご覧いただきまして誠にありがとうございました。皆様、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ!

  • 2019 / 12 / 21

    令和元年第4回稲城市議会定例会が閉会。
    年内の『公務』と呼ばれるものは終了し、残すは政務活動や地域活動等ばかりです。
    以下、取り急ぎ反省を生かして中4日で「いなぎ暮らし」更新です!

    ---

    12月17日(火)、議会運営委員会に始まった本会議最終日。
    総務委員長としての委員会報告後、私が最大目標とする『世代循環』のため、話の持って行き方云々や目先の損得ではなく、『子や孫にツケを残さない街づくり』を掲げて陳情討論に立ちました。朝方は稲城第二小学校の児童たちも併せて満席に近いとても多くの傍聴者がいらしてくださったのですが、残念ながら私の陳情討論の直前の議案討論が終わるやいなや、殆どの方々がお帰りになってしまったので、詳細については下に記します。(傍聴席の様子。上段は議会冒頭で、下段は閉会寸前。人数がまったく違いますね)
  • 今回は賛否が明確に分かれる議案・陳情が多くあり、討論も活発でしたが『ポピュリズム』『ダブルスタンダード』にも聞こえた他会派の討論内容にはちょっとばかり…。
    …で、それら議案討論の度に傍聴人が騒ぎ立て、5度目(私が数え間違えてなければ)までは議長からの口頭注意のみだったのですが、さすがに6度目で議長から当該傍聴人に対して退場が命じられ、実際に退場させられてしまう事態が発生してしまいました。
    私が本会議場に出る立場になって以降9年足らずですが、初体験の出来事かと。
    ※ちなみに、議場ではなく委員会室でなら、委員会終了後に傍聴者の方々から大声で罵詈雑言を浴びせかけられた体験はありますが(苦笑)

    ◆地方自治法 第130条(傍聴人に対する措置)
    傍聴人が公然と可否を表明し、又は騒ぎ立てる等会議を妨害するときは、普通地方公共団体の議会の議長は、これを制止し、その命令に従わないときは、これを退場させ、必要がある場合においては、これを当該警察官に引き渡すことができる。
    ◆稲城市議会傍聴規則 第12条(傍聴人の守るべき事項)
    傍聴人は、傍聴席にあるときは、静粛を旨とし、次の各号に掲げる事項を守らなければならない。
    (1) 議場における言論に対して拍手その他の方法により公然と可否を表明しないこと。
    ◆ 〃 第16条(違反に対する措置)
    法第130条第1項及び第2項に定めるものを除くほか、傍聴人がこの規則に違反するときは、議長はこれを制止し、その命令に従わないときは、これを退場させることができる。
    …どこの議員さんが今回退場となった当該人をお誘いしてきたかは、最近開かれていた集会等から凡そ察しはつきますが、もしわざとこのような事を傍聴者にやらせるよう某議員が仕向けたことであったのならば、議会軽視甚だしいことです。そして、そんな陰謀は無かったにせよ、少なくとも自分自身の関係者等であるならば、傍聴側に対して助け船(というか制止)を出すべきかと。
    何度も注意と休憩を挟んだのだから、傍聴席に入る際にお渡ししている注意事項は再度読んでいただくとか伝える暇はあったはず…。
    まぁ、そんな陰謀=裏工作は、絶対にないと、あってはならないことと信じています!疑うでなく、性善説に則り先ずは人を信じるべきですね。
    他、市民相談対応(行政各担当部署と打ち合わせ)等をこなして、深夜の政経塾ZOOM会議もに参加。

    議会の詳細は以下の通りです。
     12月議会(令和元年第4回稲城市議会定例会)
    全38議案の中で審議が分かれたものは以下の11議案。
    第61号議案 稲城市手数料条例の一部を改正する条例
    第63号議案 稲城市立学校施設使用条例の一部を改正する条例
    第64号議案 稲城市立公民館条例の一部を改正する条例
    第65号議案 稲城市立公園に設置する稲城市立中央図書館城山体験学習館の管理運営に関する条例の一部を改正する条例
    第66号議案 稲城市立i(あい)プラザ条例の一部を改正する条例
    第67号議案 稲城市体育施設条例の一部を改正する条例
    第68号議案 稲城市学童クラブ設置条例の一部を改正する条例
    第69号議案 稲城市地域振興プラザ条例の一部を改正する条例
    第71号議案 稲城市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例の一部を改正する条例
    第72号議案 稲城市健康プラザ条例の一部を改正する条例
    第78号議案 稲城市立公園駐車場の管理等に関する条例の一部を改正する条例
    →上記11議案ともに、賛成多数で可決
    賛成14名:北浜・中山・坂田・池田・角田・川村・梶浦(新政会)、市瀬・つのじ・佐藤(公明党)、岩佐・榎本(改革稲城の会)、鈴木・中田(起風会)
    反対7名:岡田・田島・山岸(日本共産党)、荒井・村上・武田・いそむら(市民クラブ)
    上記の11議案の概要は、持続可能な行政運営及び利用者負担の適正化並びに消費税率の引上げへの対応を図る観点から市内施設の使用料や行政サービスの手数料、駐車場料金等を見直すというもの。
    こちらについては→鈴木誠の判断理由(令和元年12月議会その1)をご参照ください。

    また、陳情が2件ありました。
    第8号陳情:幼児教育・保育無償化に伴う給食費についての陳情
    第9号陳情:保育園給食食材料費に関する陳情
    →上記2陳情ともに、反対多数で不採択
    賛成7名:岡田・田島・山岸(日本共産党)、荒井・村上・武田・いそむら(市民クラブ)
    反対14名:北浜・中山・坂田・池田・角田・川村・梶浦(新政会)、市瀬・つのじ・佐藤(公明党)、鈴木・中田(起風会)、岩佐・榎本(改革稲城の会)
    こちら2陳情の内容は、「認可保育園の給食食材費実費負担分について、市で補助を出して欲しい」というもの。
    こちらについても→鈴木誠の判断理由(令和元年12月議会その2)をご参照ください。

    18日(水)は前日の議会閉会を受けての報告やら確認やらの1日。他、自治会&自主防災組織関係、翌日の青年会議所事業の準備等雑務、夜は市内一斉防犯パトロールに参加。昼間は暖かく感じたのに、日が暮れた後は風も強まり体感気温が格段に低下。犯罪件数は漸減ですが、昨今の連続放火事件が心配です…。

    19日(木)は午前~午後にかけて、主権者教育事業『みらいく』を稲城市内唯一の公立高校である都立若葉総合高等学校にて開催!
    簡単な模擬選挙を通じつつ、「キミたち若者がもっともっと政治に関心を持って投票に行かないと、より良い未来にはならないぞ!」と心底訴えました。最後は18歳になったら選挙に行くよ~という挙手もあり、概ねの内容は伝わったかと。

    20日(金)は長期総合計画検討特別委員会が開催され、当会派からは中田議員が出席。夕方からは稲城市議会議員互助会主催による恒例の年末忘年会に出席し、今年のラグビーW杯でも話題となった『ノーサイドの精神』にて会派・政党の垣根を超えた交流が図られました。…私のカラオケも歌い修めです。

    ---

    …ほんの少々ばかり、昨晩のせいか頭痛で目覚めた本日。
    年の暮れも迫り、雑事に追われておりますが、あと十日ばかりの間に本年中にやり残したことがないよう活動して参ります!

  • 2019 / 12 / 16

    『師走(12月)』とは言いますが、今年は自分が主催側であるイベント目白押しであった『霜月(11月)』の方が忙しく感じました。
    現在開会中の令和元年最後の稲城市議会定例会(12月議会)も明日で閉会になります。使用料・手数料の改定や、9月議会の再来か?という認可保育園給食費補助陳情2件もありますが、最後の最後まで「バランスを重視」して確りと審議して参ります。

    以下、11月初旬~12月中盤迄の丸々一ヶ月半の活動をまとめて報告させていただきます。楽しみにお待ちいただいている有難い稀有な方々には、大変長期間に渡り更新滞りまして申し訳ありませんでした。
    もう少し短いスパンで更新できるよう、暫し心がけます。

    ---

    11月5日(火)、市長を含めての会派情報交換会に出席。今回の台風19号を受けての市の対応状況や、今後の方針についてざっくばらんに意見交換することができました。

    6日(水)は、準備して翌日朝から始まる都市問題会議へ移動。新百合ヶ丘駅から羽田空港までバス移動の途中、先般の雨台風で脚光を浴びた『新横浜公園』を通りかかりました。稲城市平尾地域を流れる陣川(神川とも、殆どが暗渠化済み)は鶴見川流域最上流部にあたり、麻生川を通じ鶴見川に合流しています。同流域は上流にダムがあるわけでもなく、密集市街地を流れる、古来より暴れ川としても知られた鶴見川。
    この対策に設置された多目的遊水地が同・新横浜公園で、併設の日産スタジアムは千本の柱の上に乗っており、洪水時にはスタジアム下に水が入るためラグビーW杯時も水に浮かぶ競技場然としてました。
    このような大きな遊水地だけでなく、最上流部に位置する平尾地域内だけでも4つの貯水池(三反田湧水公園の地下神殿、平尾児童公園、平尾山王橋児童公園、平尾谷戸公園)があり、こうした治水施設の集合体が結果として分水嶺で隣接する多摩川と鶴見川の明暗を多少なりとも左右したはず。
    ニュータウンの大規模開発に伴い作られた『三沢川放水路』こそ、今回でも本格使用には至らなかった訳ですが、どこまで防災インフラとして行政が取り組み、どこから自然の脅威として住民主体の避難にするのか。多摩川スーパー堤防工区A~Cが市内流域で順調に進んでいたのに、最後の最後で某前政権による『事業仕分け』なるもので、C工区のみ残っている現状…。先日の狩野川水防センター見学でも思ったのですが、水防関連を何とかせねばならんなと再度思う次第。羽田空港に着くと、なんと断水!塩分濃度が濃いとかなんとか…?鹿児島空港到着後には、ホテルチェックインまで少し時間があったので霊験あらたかな霧島神宮に立ち寄らせていただきました。

    7日(木)~8日(金)、第81回全国都市問題会議『防災とコミュニティ』in鹿児島県霧島市に参加。
    全国市長会会長の立谷・相馬市長による先般の台風19号被害と、別件ですが幼保無償化における「副食費4,500円と国が言及した事」について各担当省庁、大臣らとやり合った話で開会。以下、私なりのまとめ。

    ◆基調講演『鹿児島の歴史から学ぶ防災の知恵』(原口・志學館大教授)
    治水の変遷において、氾濫に任せるままにしていた古代(自然堤防)から、中世には霞堤(遊水地)を造り、人口増加により近世以降は連続堤と「脆弱→非脆弱→完全防災」という段階で来た。「災害は起こるもの、完璧には防ぎきれない」という昨今の状況からすると「非脆弱≒レジリエンス」に主軸を戻しても良いのでは?という示唆。一見すると非合理的、非能率的な薩摩藩独特の『門割制度』も共助の防災農法として優れ『うったちが早い』(取り掛かり、立ち直りが早い)という『早い人≒隼人』気質に繋がっている等かなり興味深い内容でした!
    …ただ、早口&薩摩藩の政策(郷中制度とか)や姶良火山等の地学的基礎知識(溶結凝灰岩質、シラス台地とか)について幸いにも歴史オタ&地学マニアの私としては超得意分野でした。

    ◆主報告『霧島市の防災の取組~火山防災~』(中重・霧島市長)
    平成23年、約300年振りに霧島山(新燃岳)が噴火して以来最近までの状況と対応。死者こそなかったものの「空振」による家屋等のガラス割れ、降灰による農業被害、正確な情報発信が出来なかったことによる観光客激減ダメージがあった。住民に対しては「新燃岳安全対策マップ」の作成配布や、噴火避難計画の策定、避難行動要支援者・独居高齢者らの把握。農業へは洗浄用水の確保と農業用水の保全、火山灰浚渫。観光、風評被害に関しては詳細な警戒範囲と距離の情報発信、火山防災情報を掲載した観光リーフレットの配布等を実施。『環霧島会議』を通じた相互応援協定締結等で地域団体、住民の相互協力を推進中。

    ◆一般報告『災害とコミュニティ:地域から地域防災力強化への答えを出すために』(田中・尚絅学院大教授)
    日本には完全に安全な住処が無い、桜島の目の前に50万人都市の鹿児島市、積雪数メートルになるところに30万人都市の青森市。こんなのは世界で日本だけで、日本人は災害と付き合って生きているといえる。ただ、住民は自治体に、自治体は国に防災依存しているのがこれまでの流れ、阪神淡路大震災から風向きは変わったが自助共助のためコミュニティが自主防災の要。防災に関係なく生活コミュニティ(自治会だけでなく地の各種団体等による重層的なもの)作りが必須だが、上意下達、行政主導では作り得ない(行政側は「公平性の原則」が足枷になる)。『ゆるい全市的な基準』『その地区の実情に合わせた個別的対応』が肝要で、一律的に中央に頼らず「それぞれの地域毎に住民が関心あるテーマを軸に協働し答えを出しながらコミュニティを醸成すること」と「その主軸となるキーパーソンの発掘」が近道。

    ◆一般報告『平成30年7月豪雨災害における広島市の対応と取組について』(松井・広島市長)
    近年、広島市内では台風や線状降水帯によるバックビルディング現象などで幾度かの土砂崩れが起きた。その後、体制を一新し危機管理室に役所の全機能を集約し、警戒・対策手順の整備、防災情報共有システム構築を実施。復旧にあたっては例外的対応を率先して行い、罹災証明発行を迅速化するために税務職員は被災対応にあたらせず本来業務に専念させた。災害は完全には防げない、いざという時のさらに後どのように地域を蘇生させるかを地域住民(特に次世代の防災リーダー養成と並行)と一緒に考えておくこと。正常性バイアスの排除、オオカミ少年になってでも最善を尽くす。災害は検証し、記録を残し、継承する。

    ◆一般報告『火山災害と防災』(中田・防災科学技術研究所火山研究推進センター長)
    雲仙普賢岳の噴火等含めても、実は日本の火山は中噴火まではありこそすれ巨大噴火は300年、大噴火100年無いという静かすぎる状況にあり、そろそろ注意が必要。他の火山国と違い、日本は縦割り行政の弊害で機関がバラバラ。せめて研究予測部門と発信報道部門だけでもより緊密な連携が急務。研究者・行政・マスメディアの三者が住民を支えるべき。防災と観光は相反すると言われがちだが、「防災を観光のネタにする」というのも1つの手段。特にジオパークという仕組みはその可能性が大きく秘められている。火山がもたらす温泉や景観等の恩恵を活用すると同時に、発生頻度が低いが大惨事に繋がることを認識し、郷土愛を柱に地域の各種団体・企業や構成員全員が関わる『長続きするジオパーク火山防災(SDGs風)』を目指すべき。伊豆ジオパークにほぼ毎年通う身としては、今後ちょっと注視してみようと思います。

    ◆パネルディスカッション『防災とコミュニティ』(コーディネーター:田中・追手門学院大教授、パネリスト:大矢根・専修大教授、磯打・香川大特命准教授、持留・自治公民館長、豊岡・静岡県三島市長、神出・和歌山県海南市長)
    文化伝統に紐づく人と人のつながりが希薄な都市部。災害が激化するのに対して、災害リスクの複雑化・不可視化・個人化(誰がどこに住んで何をしているか分からないから安否確認も出来ない)が進んでいる。防災の主体者は誰なのか、地域・行政が連携統合したコミュニティー形成が必須である。
    防災力とは『レジリエンス(逆境に対し克服していく力)』であるべきで、事前復興と地区防災計画を主体にすべき。生活に組み込まれた防災として、誰が何をするのかというところまで踏み込む必要がある。こうした際にとても重要な防災名簿等作成時によく突かれる「個人情報保護法(個人情報の保護に関する法律)」であるが、同法23条の二では「人の生命、身体又は財産の保護のために必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難であるとき」は「本人の同意を得ないで、個人データを第三者に提供して」も良いとなっている。法律はよく読み込むべき。在るモノ・居るヒトを活用する事例として、都立両国高校が実施するマンション安否確認学習などがある。
    行政と住民の信頼関係醸成、自助共助公助の概念(自分はここまで、こっからは誰がやってくれるだろう)を取っ払う、身近に日常からあるモノとヒトを連携させることが重要であると結論づけられました。

    他、インバウンド隆盛における外国人観光客の避難、フェイクニュース対応、自主防災組織見直しなど『防災の主流化促進』により各々が得意分野の力を発揮するべき。富士山のお膝元・三島市では、ジュニアレスキュー隊やチャリンコ隊など若年層が出来ることを活用したり、市職員でオフロードバイク隊を結成するなどの取り組みをしている事。南海トラフ津波による大被害が想定される海南市は、水防対策や高台への市役所移転を行い、市民一成防災訓練には市民の半数である2万人も参加するという比較的防災意識が高い状況。行政だけで行えることは限界があり、共助が大切。市職員と地域の信頼関係構築に努めている。等の事例紹介がありました。
    …2日間に渡ってみっちりと受けた同研修内容を稲城市政、特に防災施策に活かすべく、早速12月5日に登壇した一般質問に組み込みました!(詳細は是非ともこちらの一般質問動画をご覧ください)ちなみに会議場外では「鈴懸馬踊り」なるものが催されておりました。そして、テレビでもおなじみのアヒル隊長はなんと霧島温泉大使なんだとか!

    9日(土)は早朝6時台から会派起風会の同志・中田中氏が全精力を注ぐ、若葉台まちびらき20周年『わかばのマルシェ』開催準備のお手伝い(テント張り等)。その後は子供食堂クッチィナいなぎ@城山文化センターを開催。『秋の味覚!ほうとう&栗きんとん』を目指して、薄力粉+強力粉から作る麺、芋を蒸かすところから始まる栗きんとんに、子供達も楽しんでくれたようです♪
    夕方は、行政でお世話になっている方のご尊父様葬儀に弔問させていただきました。夜は地元・平尾にて後援会青年部長との会合、少し遅刻してしまいましたが閉店時間まで楽しい一時を過ごせました。

    10日(日)も早朝より準備(フリーマーケット店舗区角割)に始まり、第7回・平尾まつり@ふれんど平尾&第三文化センターを開催。色んな体験、催し物、物販・飲食が揃い、天気も良かったこともあり大盛況でした!
    本来は消防団体力錬成事業の日だったため、夕方からは「火災繁忙期より事前に」が習わしの分団忘年会に出席。今年は平尾地域と、隣接する麻生区でも火災が多かったことを受け、各自意見交換も出来ました。

    11日(月)午前中は東京都三市収益事業組合全員協議会&議会(決算認定)を東京自治会館にて、民間力活用(江戸川競艇駐車場利活用)について私も仔細質疑させていただき今後の継続を要望しました。
    午後は稲城市役所防犯&防災訓練に参加。私も現場を目の当たりにした市役所放火事件から早4年、「御礼参り」が危惧され更なる対策強化が求められる中での実戦的訓練でした!
    他、政務雑務後は調布にて東京第22選挙区懇親会に参加。ラクビーW杯効果を学ばせていただきました。

    12日(火)、二日連続の東京都三市収益事業組合議会。同日は改選期に合わせた江戸川競艇場本場とボートピア習志野の施設見学&説明。特にボートピア習志野については以前と比べても経費等スリム化している事も多いものの、地元自治体との協力金額調整は相変わらずの難航状況であることが良く分かりました…。
    業界全体としても電話投票中心に売り上げは伸びているが、本場、或いはBP同士とカニバリズムもあり一カ所当たりは右肩下がり。
    我々三市収益事業組合議会としても「身を切る」として、議会・事務所を売り払い、議席数を各市3名→2名に削減して来ました。
    引き続きの無駄排除は徹底するにしても、このままでは、もっと根本に近い大きな決断も迫られる日が来そうです。

    13日(水)、12月議会に向けた副市長・担当部長陣からの議案説明会に出席。他、グリーンウェルネス財団との協議や、市民相談対応を経て、夕方からは秋の火災予防運動を実施。消防ポンプ自動車にて2019年度全国統一防火標語.「ひとつずつ いいね!で確認 火の用心」を吹聴して平尾地域中心に市内全域を巡回いたしました。

    14日(木)、市役所に登庁して諸雑務。翌週に提出する12月議会向け一般質問書の原案作成等。

    15日(金)、建設環境委員会(私は控室にて傍聴)。…昨年まで私が委員長として微力ながら推進してきた観光関連事業の報告、振り返ってみると大きな変化であるなぁと。温泉や名所旧跡景勝地というわけではなく、街を知ってもらい好きになってもらうシティプロモーション方針。今後も継続&発展が不可欠、委員長という立場のバトンは渡したものの引き続きできる限りの力を傾注して参ります!

    16日(土)、一週間後に実施する自治会バス研修事業の諸雑務、市民相談2件。一般質問書の再構成、他。

    17日(日)早朝より境内清掃→夕方まで杉山神社の七五三応接当番。前日16日までの七五三斎行合計22件の内、なんと12件までもが平尾4丁目(上平尾)に引っ越されて来た新住民の方々であったとの報告を受けました。同日に私が接遇した3件中2件も、同じく4丁目ご在住とのこと!…順繰りとする平尾の世代移りを実感しました。
    夜は林英臣政経塾の次年度体制に向けたZOOM会議に参加。

    18日(月)午前は稲城市議会代表者会議・議員互助会、会議後は会派内情報共有。午後からは、地元の通学路工事進捗確認や、中学校・土地区画整理組合との情報交換、某新聞社取材対応、市民相談対応等々。開通目前の多3-4-17号坂浜平尾線と学園通りの交差点部分を検証。

    19日(火)午前に一般質問の清書と最終確認を行い、正午に無事提出。午後からは政務・雑務をこなし、6時前上がりで。帰りに寄り道、京王若葉台ゴルフ練習場にて少しばかり打ちっ放し運動で汗を流しました。

    20日(水)は平尾宅地分譲住宅自治会有志レクリエーション会に参加。前後半のドラコン2本&総合2位をいただき、たくさんの賞品をいただいて帰宅。子供らも山盛りのお土産たち(賞品や景品など)にご納得いただけたようで何よりでした。
    …たまたま同じコースに矢野口自治会もいらっしゃり、偶然の遭遇に自治会長様へご挨拶させていただきました。

    21日(木)午前中は稲城第一中学校へ茶道特別授業用の資材搬入と自治会関連雑務、午後からは稲城市議会議会運営委員会研修会『議会へのタブレット端末導入』について勉強。今は議事が大量の紙で進行しているのですが、タブレット化してしまえば紙の削減のみならず、付帯的には職員の工数削減や議員としての報告や市民相談にも「資料がないのでまた後日…」とならずに即応できるメリット多数なので、是非とも導入したいところ。提案・推進会派として確りと取り組んで参ります!
    今回はⅰpadでのタブレット研修でしたが、アプリさえ入れればandroidでもスマホでも使えるということも確認できました。
    夜は平尾宅地分譲住宅自治会11月度自治会役員会を開催。

    22日(金)、市役所にて政務雑務、翌々日予定の自転車関連企画最終調整と準備、政経塾広報誌制作等。

    23日(土・祝)生憎の雨天、勤労感謝の日、新嘗祭。
    午前中は稲城市社会福祉協議会主催の歳末たすけあいバザー@稲城第一中学校。末っ子は玩具を選んでましたが、チケットは焼そば・フランクフルト・たい焼き・ポップコーンに。
    昼は、いなぎボジョレー音楽祭@稲城発信基地ペアテラス&ペアパーク。娘らはクレープとスライム作り、私は車のためワインは瓶で購入、他美味しいつまみ類も持ち帰り仕様。
    ボジョレーは飲めずとも素晴らしいオペラに酔いしれ、世代ど真ん中のアニソンに元気をいただきました。
    午後からは開式ギリギリで間に合い、新嘗祭@杉山神社。拝殿での斎行後は、社務所に移動して阿弥陀如来坐像供養。こちらも私はアルコールは飲めずの直会でしたが、杉山神社本殿が市有形文化財に指定されたお祝いも兼ねました。

    24日(日)、奇跡の雨上がり!前々から準備して来ました東京五輪自転車ロードレースレクチャー稲城を開催!主催者として挨拶をさせていただきました。
    ためになる講座@城山体験学習館の後は、是政橋から若葉台の市境まで事故無く全員完走♪午後イチで平尾地区自治会協議会主催「平尾市民塾」に顔を出し、今回のテーマは『星の話』として平尾在住の方から詳しい講話をいただきました!市民塾に持ち込まれた望遠鏡は120万円の巨大な代物でした。
    午後後半~夜まで消防団連携訓練、上平尾消防出張所にて五分団(坂浜地区)と有用な実戦訓練をさせていただきました。両分団の活動方法の違いも分かり、今後の隣地区同士での連携を模索します!

    25日(月)朝靄の中、令和元年度平尾宅地分譲住宅自治会バス研修事業に出立。東京都庁→サントリー武蔵野ブルワリー→道の駅・八王子滝山の各所にて係の方にご案内、詳細説明いただきました。よく行く都庁も改めて説明されると見え方が違ってきますね。最近YouTubeで話題の『都庁ピアノ』もちょうど実演を見ることが出来ました。
    …事前の企画段階や予約等から運営まで、ツアコン係&車椅子介助係を全力でやりきって先ほど帰宅。これにて今秋に抱えていた主な各種事業は一段落、何だか疲れがどっと来たような…。

    26日(火)は稲城市私立幼稚園父母の会50周年記念式典・講演会@駒澤学園記念講堂大ホールにお招きいただき出席。汐見稔幸 東大名誉教授の子育て講演では「褒めすぎるとかえってプレッシャーになる、自己肯定をしてあげる」「姉妹喧嘩は、裁定者や警察官にならず『行司』として相互間コミュニケーションの手助けをする」等々、我が家でも即実践したくなる多くの学びが!講演会後には汐見教授と、今後の更なる展望についても膝突き合わせてお話しさせていただけました。
    …今回の同講演実行役員の一人が、まさかの小学校時の同級生!約25年ぶりの再開に昔話も花が咲き感無量です(笑)
    ちなみに、私自身も稲城市私立幼稚園の出身(娘3人も同じく)。
    今回50周年とのことで、私が在園の頃から30年以上も経過してる=連綿と続けてこられた皆様の継続力に感謝!

    27日(水)より稲城市議会令和元年度第4回定例会(12月議会)が開会。初日でった同日は議案説明に終始しました。…今定例会は昨今例を見ないほどの大量の議案数で説明側も大変そうでした(苦笑)
    また、同日午前10時には待望の多摩都市計画道路3・4・17号坂浜平尾線も無事に開通いたしました。

    28日(木)、昨日上程された議案内容の精査。昼~午後は東京電力OB・歯科医師会の方々と情報交換ランチ会に出席。
    夕方からは第18回Iのまち いなぎ市民まつり・ふれあいまつり部門反省会に出席。第九を担当した稲城まちかど楽友協会理事として反省点の発表と御礼を述べさせていただきました。市民まつりも本反省会を以って無事に完遂。

    29日(金)は各議案&陳情の委員会付託と即決議案2件、本会議後の補正予算正副委員長互選で終了。その後は夕方まで一般質問調整や議案詳細レク等々。
    …さて、国会では「質問ガ事前流出シテルー!」というアホらしい話が先般ありましたが、当議会でも「未公表の議案が事前に某団体に流出、議員向け公式説明の数日前に印刷&市内新聞折り込みで配られる」という事件が今般発生。段取り確認含めて、少し改善に動かねば。
    昼飯は矢野口駅へ足をのばし大河原邦男プロジェクトマンホールも、ようやく一枚目を直接見られて感激。残すマンホールはあと4枚…。

    30日(土)は平尾団地の向こうに富士山がくっきり見える早朝。改修工事中の穴澤天神社にて祭事ポスター受け取り、歳旦祭打ち合わせ。
    政経塾広報誌完版、市民相談2件対応後、台風19号で多摩川の越水が発生した二子玉川へ。ニュースでも取り沙汰された野川合流点の『兵庫島』には、折れた街灯や破壊された鉄製看板などがまだ散見されました。
    左上写真絵本図【日本の川 たまがわ(村松昭著)より】では真ん中らへんの雑木林が、上下堤防に挟まれているのが良く分かります。その場所が宅地化されてしまい、『堤防より川側に街がある一角』となり、今回の被害に繋がった、と。住人の方に挨拶してお話し伺ったところ、結構な水量が迫りとても怖かった、まさかここでこんな事態が起きるなんて…とのことでした。堤防の外側に街があるって…、結構な状況です。山や丘陵なら土砂崩れ、川沿い沖積平野なら水害、住む所それぞれで気を付けることが違います。自分が住む場所の地理&歴史を掘り起こすと注意すべき災害が見えてきます!
    稲城市在住の方には、こんなサイトも有用かと(笑)
    …余談ですが『兵庫島』の由来を読むと、稲城矢野口渡しの合戦で討ち死にした由良兵庫助なる武将の遺体が、遠く二子玉川のここまで流れ着いたという伝説によるそうで。『矢口渡しの合戦はどこで起きたか論争』において、世田谷区は大田区より稲城市に味方してくれているという事実!

    12月1日(日)午前は初挑戦となる神社初詣告知ビラ3案制作。午後からは三女幼稚園お遊戯会を参観。夕方からは押立地域にて大変お世話になった方のご葬儀に参列。夜は杉山神社奉賛会理事会に出席して、上述の告知ビラ提案。

    2日(月)、一般質問初日。山岸議員、北浜議員、岡田議員、つのじ議員、角田議員の5名が登壇。

    3日(火)、一般質問二日目。池田議員、いそむら議員、川村議員、市瀬議員、梶浦議員の5名が登壇。

    4日(水)、一般質問三日目。岩佐議員、我が同志・中田議員、佐藤議員、田島議員、榎本議員の5名が登壇。

    5日(木)、一般質問最終日。早朝より、同日の一般質問登壇に向けた最終的な現地チェックをするため稲城二中横の新設交差点へ。冷たい朝にも関わらず、血迷ってコートも着ずに学生らの通学を見守りました。交通見守りをしてくれている平尾地区の民生児童委員の皆様とも現場確認しながら意見交換し、想いと心配事を託されました!
    武田議員、村上議員、あらい議員の3名が登壇した後、シンガリとして私・鈴木誠も登壇。
    1 稲城市の防災に関する取組み(令和元年台風19号を受けて)について
    2 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会、及び市の諸行事日程調整について
    3 多摩都市計画道路3・4・17号坂浜平尾線の暫定開通と、周辺対策(商業施設開業、信号設置、歩道整備、バス路線開通等)について
    上記の通り、根掘り葉掘り質疑し、改善に向けた施策提案をさせていただき、概ね良好な回答を得ることが出来ました。
    特に、台風19号を受けての諸質疑(堤防課題と水防施設の設置、水門、避難について等)は満額に近い動きとなりそうです!
    また、喫緊の課題である多摩都市道路3・4・17号坂浜平尾線と学園通りの危険な交差点については分かりやすいようパネルを用意して徹底的にやらせていただきました!
    詳細につきましては、稲城市議会 映像検索システム 起風会 鈴木誠 令和元年第4回定例会12月5日一般質問をご覧くださいませ!
    ※議事録はまた後日に掲載されます。

    6日(金)、補正予算特別委員会を傍聴(起風会からは中田議員が出席)。
    夕刻には稲城市平尾のある正伝流中村道場の皆様にお越しいただき、市長室を表敬訪問して第13回JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会の報告。
    3年前から応援しておりますが、心も体も大きく成長し、公約通りの全国優勝を成し遂げた須藤選手。そして中学校の部活動と両立しているにも関わらず準優勝を果たした松尾選手にはただただその努力と成果に敬意を表するばかりです!
    本当におめでとうございました!そして、今回の優勝を契機に来年5月4日にはJKJOフルコンタクトチャレンジ関東2020を稲城市総合体育館で開催して頂くことになりました。こちらも支援して参ります!

    7日(土)は雪が降る予報だった寒い一日。地域振興プラザにて開催された『いなぎ市民活動フェスタ』に、子供食堂クッチィナいなぎ理事&稲城青年会議所メンバーという2つの立場で参画。各団体の取り組みを聞きつつ、今後のコラボ企画話も出来て良かったです。口先だけじゃない、能動的市民こそがシビックプライドの基礎ですね!
    翌日の諸般について打ち合わせと下準備を行ない、夕方からはひたすら自治会アンケート51枚の集計データ化作業。

    8日(日)はもの凄い早起きしてけんちん汁50人前調理。午前中は自治会在り方検討会開催。多くの会員にご参加いただき、自治会の今後の方向性について有意義な意見交換ができました!その後は続けて、自治会館大掃除&防災倉庫整理点検。少し中抜けして、私も手伝いに関わっている窪全亮展示イベント@ふれんど平尾にお邪魔。私の宣伝効果は微々たるものと思いますが、大変多くのお客様にお越しいただいており一安心。
    また戻って自治会有志の皆様に山菜おこわ&けんちん汁ふるまい。
    午後からは稲城フィルハーモニー管弦楽団、記念すべき第40回定期演奏会@八王子いちょうホール。素晴らしい『英雄』の演奏に、文字通り英気をいただき、アンコールの『美しく青きドナウ』に心洗われました♪

    9日(月)は正副委員長打ち合わせに始まり、午前~午後まで稲城市議会総務委員会を開催。
    何と付託された議案の内2件もが賛成3(賛成:中山委員、角田委員、佐藤委員)反対3(山岸委員、いそむら委員、あらい委員)可否同数となり、私が『委員長裁決』をすることとなりました。
    …委員会進行中、あらい委員が「議案を引っ込めてくれないか」と副市長に要請し、当然に断られるや「引っ込めてくれないなら判断が変わる、会派に持ち帰って検討したいから休憩にしてくれ」と要望。委員長として「常任委員として会派の全権を担って各自がこの場におられるのだから、議案持ち帰りのための休憩は出来ません」と制止。すると、あらい委員より「そんなバカな委員会運営があるか!」と声を荒げて恫喝じみた不規則発言、これに対しても再度注意いたしました。山岸委員の助け舟的な「普通にトイレ休憩では」との提案があり、15分程の『通常休憩』をすることに落ち着きましたが…。
    33年もの長年に渡り議会人として務めて来られた荒井議員には敬意を持っておりますが、会場に居る人間が知らない、確認できない過去をほじくり返してのゴリ押しはやや困惑。
    委員会に付託された議案は、委員が審議する。そんな基本中の基本的ルールだけはせめてお守りいただかないと、委員会至上主義を採ってきた稲城市議会に対する軽視になってしまうのではないかと。
    そもそも委員会中に自由に立ち歩きする委員を制止できなかったことに、委員長として私も後悔の念がありますが…。(学級崩壊の図)

    10日(火)、福祉文教委員会を会派控室にて傍聴(当・起風会からは中田 中議員が出席)。公民館関連利用料の改定はじめ、議論が続きましたが、全議案通じて反対は共産党・田島議員のみ、陳情2件についても賛成は共産党・田島議員のみでした。

    11日(水)は建設環境委員会。当会派は出席委員がいないため傍聴のみ。
    建設環境委員会は議案関連の現地確認に出るため暫時休憩、その間に稲城第一中学校のオリパラ教育・伝統文化特別授業『茶道文化体験教室』にボランティアの一人としてお邪魔させていただきました。生徒らには、お辞儀から片付けまでの所作を通じて「おもてなし」とは何かを学んでいただけたものと確信しております!
    他、夕方まで引き続きの建設環境委員会傍聴や、文化センター、総務委員会、子供食堂、消防団等々の関連雑務をこなしてから、日暮れより稲城青年会議所12月通常総会に出席。
    次年度の福島理事長体制が無事に承認されました。まだ来週には若葉総合高校にて選挙意識醸成プログラム『みらいく』開催が残っていますが、本年度川本丸の着港も見えて参りました。

    12日(木)、委員会報告整理と次回日程の再調整、自治会、神社奉賛会、消防団関連雑務等々。夜は、稲城青年会議所次年度体制が承認されたことを受けて、さっそく来年7月&9月に向けて第1回まちづくり室会議を開催。市民の防災意識向上に向けた施策、新住民と農家の交流を図り街の融和を深化させる施策など有意義な初期段階検討ができました。

    13日(金)、委員会報告整理のため市議会事務局にて原稿案と実際動画の確認及び修正点指示。…と、急遽開催することとなった稲城市議会代表者会議に出席。共産党市議団と市民クラブがバラまいている『緊急議会報告会』なるビラを入手、記載内容に虚偽(というか誇大広告?)箇所が!また政局のための火種になりそうでやれやれと…。
    夕方からは平尾地区自治会協議会2019年決算会議に出席し、来年度の予算案と事業日程案について協議。そのまま夜は同協議会反省会兼忘年会。早いもので一年の自治会行事も全て完了です。

    14日(土)は神社奉賛会ビラの正式発注・入稿作業、消防団関連活動、先般表敬訪問いただいた正伝流中村道場を返礼訪問する等々。夕方からは我らが稲城なしのすけ作者でもある、井上ジェット先生・ギバギオン出版記念パーティーにお呼びいただき出席。
    あのダブルゼータガンダム主題歌『アニメじゃない』で有名な新井正人氏ともご一緒出来て、至福の一時を過ごさせていただきました♪

    15日(日)、朝の買い出しに始まり子供食堂クッチィナいなぎ@城山文化センターを開催。今回はクリスマス仕様ということで、クリスマス風ゆきだるまキーマカレー&苺ミルクレープケーキケーキを調理しました。また子供らの笑顔が見られて大きく元気をいただきました♪今回ご寄付をいただいたハウス食品株式会社様、カゴメ株式会社様には感謝の限りです!
    午後からは稲城市消防団第六分団定期点検作業並びに年末大掃除に参加。詰め所大掃除、一年分のたくさんのごみが・・・冬は火災のオンシーズン、皆様どうぞ火の取り扱いには充分にご注意ください!

    ---

    …と、本日は引き続きの委員会報告整理日。
    なんとか本HP更新が出来、明日の議会最終日に向けた討論や判断についての擦り合わせ。
    今回も一部議員らによる市民扇動が起きています、確りとした事実を皆様にお伝えするべく討論に登壇いたします!!