日記投稿

平成29年6月



  • 2017 / 06 / 27

    東京都議会議員選挙も終盤戦に差し掛かりました。
    各候補者ともに死力を尽くす中、今週末の7月2日(日)が投開票日。

    ① 小礒明 氏 (自民党:5期)
    ② 斎藤礼伊奈 氏 (都民ファースト:新)
    ③ 石川良一 氏 (無所属・都ファ推薦:1期)
    ④ 菅原重美 氏 (日本共産党:新)
    ⑤ 土居範洋 氏 (無所属:新)
     ※〇内の数字は、告示後の公選ポスター貼り出し順。

    選挙は他人事ではありません、自分事です!

    くどいですが、選挙投票は「絶対に」行ってください。


    …皆様に興味を少しでももってもらうために、珍しく(かつ身の危険を冒して)今回の都議選判断ポイントを高飛車な目線で恐縮ですがご紹介いたします。私なりの分析です。
    ※あくまでも個人的な実感値。怒りを堪えてご笑見ください!


    ◆都議選南多摩選挙区の分析◆

    全体としては小礒氏・斎藤氏・石川氏が鎬を削って横一線か、石川氏が稲城の強固な地盤に加えて都民ファーストの追い風や維新・民進系の協力を受け少し頭抜けしているような感触。固定票で安定の共産党・菅原氏がそれに続き、土居氏は事前活動の少なさからも劣勢感は否めません。

    4年前の都議選結果は、

    当) こいそ明(自由民主党) → 稲城10,723+多摩22,692=計33,415票
    当) 石川良一(日本維新の会) → 稲城12,143+多摩9,817=計21,960票
    落) しのづか元(民主党) → 稲城4,426+多摩12,304=計16,730票
    落) 坂口いくみ(日本共産党) → 稲城3,606+多摩8,780=計12,386票

    …でした。上記のうち、民主党票には生活者ネットワーク票も含まれていると思われるが、今回それらは都民ファーストに流れるはずなので、都民ファースト公認の斎藤氏、民進党と良好な関係を維持出来ていると見られ、さらに都民ファースト推薦も持っている石川氏の数読みに入るか。日本維新の会は少し前までは候補者擁立の気配があったものの、結局立てず。これも都民ファーストかつ良好な関係を保つ石川氏に組み込まれるか。
    そして何と言っても一番のターニングポイントとなるのは「公明党票がどこに投入されるのか」です。丁度1年前に行われた参院選での公明党票(竹谷としこ氏の票数)結果は、

     公明党 → 稲城4,596+多摩7,830=計12,426票

    というとても大きな数字。都議会での約定通りに都民ファースト公認・斎藤氏、都民ファースト推薦の石川氏に配分されるのか、或いは国政での自公連立に水を差しすぎないようにバランスを取るのか…。
    たぶん、前回選挙では自公連立の観点からも公明党票の多くは自民党に入っていただろうと推測されるので、今回それを受けられなくなった小礒氏の苦戦は必至。
    また、投票日の天気にも多少左右されるものの、異常なメディア露出による日本中が大注目の選挙だけに、前回よりも投票率は上がると予想=浮動票が多く現出するので、巷でブームの都民ファースト系の2人(斎藤氏・石川氏)はさらに有利に展開するはず。

    何にせよ、5名の立候補に対して議席は2つだけです。当選の最低ボーダーラインは20,000票超えといったところでしょうか?


    ◆各候補者の状況推測
    ※6/29追記

    ◯《かなり有利か!》  石川良一 氏
    民進党を離党し、都民ファースト推薦を得た無所属の石川氏。市議2期・市長5期・都議1期の32年に渡る政治のベテランだけに「しがらみ無し」や「フレッシュさ」を歌うのは難有りでしょうが、稲城を中心とした地盤は固い前回も稲城だけで1万2千票を獲得。さらに浮動票も獲得可能な都民ファーストの追い風を受ける上、たぶん維新の会票もそのまま保持、民進党の支持層もほぼそのままだろうと推測される。市内の二連ポスターも小池都知事とばっちりツーショットでもの凄い数が貼られていました。
    同じく民進党を離党した長島昭久氏の選挙応援を受けているが4年間で維新→民進→都民ファと3回も鞍替えしてしまったことが、吉と出るか凶と出るか。

    △《拮抗やや優勢か?》  斎藤れいな 氏
    小池都知事や河村名古屋市長らの応援演説を受けている斎藤氏(都民ファースト公認)が歌手としての知名度や若い女性ということも相まってメディア露出を多く感じる。「しがらみ無し」「若さ」がテーマの都民ファーストとしてはど真ん中ストレートの候補者だろうが、事前のチラシ等見いても自分自身の考えや本気度がイマイチ感じられないのが、政治家的には気になるところ。未知数といえば未知数ということで。
    いくら知識はなくとも、志にはもっと熱く魂が込められるべきですが…。

    △《拮抗状態、逆風の影響は?》  こいそ明 氏
    小礒氏は自民党5期の実力者。都議としての実績・実行力は他の追随を許さず。ただ、今回はご本人の責任には帰さないことですが、自民党の国政スキャンダル(森友、加計、「このハゲー!」など、どう見ても都議選にわざとぶつけて来た感が)や、小池旋風の煽りを直撃で受けており、さらに国政連立の公明党がどう動くかわからないという三重苦。
    稲城・多摩にとっては市政→都政→国政パイプ役として欠かせない方だけに、なんとしても当選していただかないと稲城市にとっても困った事態に…。

    ▲《我道を行く》  菅原しげみ 氏
    共産党は豊洲の件などで、最初こそ小池知事と共通していたものの、現在ではアンチ都民ファーストに立ち位置が変化。菅原氏自身は多摩市議を務められた方なので地方行政にはそれなりに精通していると思われるが、共産党である時点で票の伸びは見込めないか。
    都政に憲法議論を持ち込むあたり、いつもの党勢拡大・維持のための出馬であると推測。

    ▲《厳しいか?》  土居範洋 氏
    選挙区最年少で挑戦する完全無所属の土居氏。情報はほとんどありませんが、アンチ都民ファースト&アンチ自民党(その他、古い政治全般)という立場か。私も同じ政党無所属議員として、その心意気自体はおおいに買うが、如何せん準備不足、選挙運動への認識不足が。南多摩全体の投票総数予想90,000票の内、4,500票程(投票に行く人の20人に1人が入れてくれること)を獲得出来ないと供託金没収点を下回る憂き目も…。
    聞いた噂によると、将来的には国政を目指すため、今回は試金石的な挑戦とのこと!同世代の若い心意気には期待するところです。

    稲城・多摩の2議席両方を都民ファーストに独占されるのは大変困ります。
    二元代表制の観点からすると知事べったりは都政のチェック機能が心配ですし、都民ファーストは現在は国政政党ではなく今後の動向も注視が必要な状況です。

    …以上、雑駁かつ個人的想像を多分含む話を連々と失礼しました。

    とにかく、泣いても笑っても残り数日。各候補ともに公の為の志、魂を燃やし尽くしていただきたいと、一人の市民、有権者として切に願っております。
    そして判断の基準は「現実的か」「信念はあるか」「信用できるか」の3点は、最低限胸の内に刻んでおいてください。政党名や流行ではなく、その人柄も大切です。

    未来の稲城多摩が、現在よりもっと良い街になるように…。

    最後に、何度も何度もくどいですが、
     7/2、選挙は必ず行きましょう!

    期日前投票も始まっていますよ!ちなみに私はもう投票済みです!
  • …と、都議選関連はここまでにして。

    以下、市議会本会議と都議選が重複しバタバタしており間が空いてしまいましたが…6月中盤~後半の活動報告です!

    ---

    6月9日(金)、梅雨入りを感じさせない晴天。
    都市計画道路多摩3-4-17号・坂浜平尾線の若葉台側工事(新橋脚の設置)視察。私が自治会事務局長時代から創設に関わってきて新オープンした「地域交流レストラン・こもれビレッジひらお」にて今後の地域連携(私は個人的にビアガーデンを推奨してみました)検討の実施。一都議候補に、ご多忙の中を平尾地域の東西南北隅々(都県境)まで現地を見ていただき、その問題点と市と都の連携による解決策についてご深考いただきました。
    選挙目当てだけの空中戦ではない、地を歩いて住民の声を聞き、すぐさま対応→結果に繋げる胆力と手腕が素晴らしいです。

    10日(土)早朝より準備~午後まで平尾フリーマーケット@平尾団地商店街広場を開催。炎天下ではありましたが、20店を超える出店と多くのお客様にお越しいただき賑わいました。ご参加、ご来場いただいた皆様ありがとうございました!
    午後からは平成29年度稲城市立学校PTA連合会定期総会に出席。旧役員の皆様お疲れ様でした、そして新役員の皆様また1年間よろしくお願いします。
    夕方からは林英臣政経塾水無月例会に出席。

    11日(日)、前日夕方から引き続きの政経塾例会。松尾鎌倉市長、田沼前衆議院議員のお二人による政治に対する熱に当てられ、やる気倍増!
    帰り際には、つい先日「最近は神保町に行ってないな~、古書欲しいな~」とぼやいてた自分を思い出し神保町へ立ち寄り。素晴らしい古書の数々に目移りしましたが、お目当ての本「軍記武蔵七党」は発見できず。南海堂まで行ったのに…、やはり個人出版物は厳しいか。

    12日(月)、平成29年稲城市議会第2回定例会初日。行政報告、議案説明が行われた後は一般質問調整、建設環境委員会特定所管事務調査事項の整理。

    13日(火)、1日中を議会控室にて打ち合わせと質問調整。

    14日(水)午前は本会議にて各議案付託、補正予算特別委員会設置(正副互選)、即決議案と議員提出議案採決。最近急に
    取り沙汰される「オリンピックロードレースのコース変更」については、稲城はその受入準備を進めて来おり、今さら変更なぞ認められん!ということを全会一致で可決しました。
    午後は一般質問調整や研修視察調整。途中、都立若葉総合高校美術部へお邪魔し、お礼と意見交換。夜は都議選に向けた決起集会に参加、皆様にご挨拶させていただきました。

    15日(木)、一般質問初日。伊藤議員・山岸議員・尾沢議員・大久保議員・池田議員の5名が登壇。
    夜は、平尾宅地分譲住宅自治会6月度役員会を開催。

    16日(金)、一般質問2日目。つのじ議員・坂田議員・岩佐議員・市瀬議員・岡田議員の5名が登壇。
    夜は平尾盆踊り大会第一回実行委員会に出席。

    17日(土)は楽しみにしていた「三沢川いきものがたり」を拝観させていただきました。満席の会場、何て言うか、地域のナショナルジオグラフィックというか、二面護岸が済んだ住宅街を流れる小河川における生態系をつぶさに見れる珠玉の作品でした。閉会後に花枝 聖氏とお話したところ、編集には上手くフリーミュージックを活用してるとのこと。特に、写真の通り私自身も市役所近辺にて大蛇を川に戻す作業に従事したからこそ、フムフム、三沢川生態系の頂点は蛇だが、実はカラスが最強説には大きくうなづけました。こうした作品が埋もれるのは勿体ない、後世に活用するべき!

    18日(日)は稲城市民オペラ第3回公演「オペレッタ・こうもり」を観賞させていただきました。オペラとしての質の高さも素晴らしいのですが、今回はそれにも増して「喜劇」としての面白さに心引き込まれました!とにかく笑いが止まりませんでした(笑)中央文化センターホール改修の成果がもっとも感じられる催しでした。
    残念ながら主役面々にご挨拶できずに、その後は杉山神社奉賛会理事会に駆けつけ。神社理事も三期目に突入しました!
    夜は地域の方々との交流会を開催。

    19日(月)、一般質問3日目。渡辺議員・村上議員・荒井議員・佐々木議員、そして我が同志・中田議員の5名が登壇。
    その後は、翌日に控えた自分自身の質問登壇に向けた最終調整並びに文案チェック。

    20日(火)、一般質問最終日。榎本議員・梶浦議員・藤原議員の3名が登壇した後、シンガリで私も登壇させていただきました。
     1 大災害時における稲城市の防災対応について
     2 市立中学校における部活動の状況について
     3 市による空き家対策について
     4 市役所における聴覚言語障害がある方への対応について
     5 市民の皆様から寄せられた諸課題について
    概ね良い回答を得ることができました。詳細は以下リンクにて!
     稲城市議会 会議録の検索と閲覧
     稲城市議会 映像検索システム

    21日(水)は梅雨らしい雨、を通り超した豪雨…何とか河川や堀、暗渠は溢れずに済んだ模様。
    補正予算特別委員会が開催され、3月時点で行政が「全力を尽くす」と返答した保育園待機児童に対する予算増が主な中身。予算関連では珍しく共産党が賛成討論し、全員賛成で補正予算は可決。
    夜は稲城青年会議所6月度三役会議、2018年度向け理事長監事選出委員会に出席。

    22日(木)は午前中に総務委員会が終わり、昼過ぎに里山プロジェクトみなみ様へ子供食堂「クッチーナいなぎ 食べてつながる稲城の台所」の具材(ジャガイモ)を受け取りに。
    午後からは城山小学校へお邪魔し、副校長先生らと色々意見交換させていただき、その後は小学生パソコンクラブを見学させて貰いました。ICT教育推進に向け、私も全力で取り組んで参ります!
    夕方からは都議選開幕前の諸活動、帰宅して資料作成。

    23日(金)は東京都議会議員選挙告示日。
    午前中の福祉文教委員会傍聴後、小礒候補の出陣式に駆けつけて東京都議会議員選挙モードに移行。夕方には石破茂衆議院議員も応援に駆けつけていただき、稲城長沼駅北側が群衆で埋め尽くされました。

    24日(土)、次女幼稚園と長女小学校の授業参観日。午後からは稲城版子供食堂「第5回クッチーナいなぎ 食べてつながる稲城の台所」を開催。私はいつも具材調達&焼き揚げ担当者なのですが、今回は唐揚げということもあり大わらわ。でも、子供達はお腹いっぱいで帰っていただけたので疲れも吹っ飛びます!
    …鶏肉8㎏、なかなか手ごわい相手でした(汗)

    25日(日)、わんぱく相撲東京都大会東久留米場所の引率・応援。稲城場所の地区予選優勝者(4~6年生の男女)の6名が出場し、4年生男子の児玉選手がなんと都大会も優勝!
    来月末の全国大会では「両国国技館の本土俵」にて更に高みを目指します!頑張れ、わんぱく力士!

    26日(月)は建設環境委員会を開催し、委員長として初めての議会内委員会で議案を審議進行。大丸地区の南武線高架下抜け道の認定と、多3・4・36号線のトンネル工事について、特定所管事務調査事項に関しては有意義な議論の上で「稲城の魅力、観光の整備」をテーマに据えることが出来ました!
    その後は国民健康保険協議会の打ち合わせ、議会だより用一般質問出し、都議選応援など。

    本日27日(火)は委員会報告整理。
    自治会用軽トラックの納品を受けたり、市民相談に打ち合わせなどでしたが、何とか最後は当HP更新が出来ました。

  • 2017 / 06 / 08

    大変申し訳ございません、先月(5月)の日記で2度修正をかけた東京都議会議員選挙の立候補者の件ですが、またまた動きがありました。
    タイムリーに正確な情報伝達を努める私としては、個人的に勘弁して欲しいところなのですが…。地方議員0の会の伊沢氏が選挙区を変更(世田谷に移動?)し、新たに土居氏が立候補を表明したそうで結局は5人、

    小礒明 氏 (自民党:5期)
    石川良一 氏 (無所属・都ファ推薦:1期)
    斎藤礼伊奈 氏 (都民ファースト:新)
    菅原重美 氏 (日本共産党:新)
    土居範洋 氏 (無所属:新)
    ※当選回数順>五十音順。他詳細は新聞などを参照のこと。

    …これが、現状の南多摩選挙区の状況(たぶん決定)です。

    選挙は他人事ではありません、自分事です!
    くどいですが、選挙投票は「絶対に」行ってください。

    以下近況を。

    ---

    6月1日(木)は雨音で起床。
    午前中に代表者会議(会派代表変更、補正予算委員会設置など)と議員互助会(昨年度決算と本年度予算案)が行われました。
    市役所の駐車場(西側:中央公民館との間、北側:鶴川街道沿い)の整備工事が7月4日~来年3月まで行われると通達もありました。※ご来庁になる方々はご承知置きを!
    午後からは、翌日提出の6月議会一般質問整理。

    2日(金)、一般質問清書、提出。昼からは建設環境委員会正副委員長打ち合わせ、午後からは東京都三市収益事業組合議会概要説明会に出席。

    3日(土)は朝から地元(というか娘が通学している)平成29年度・平尾小学校運動会に来賓ではなく一保護者として参戦。晴天の6月に恵まれ、さらには熱中症の児童観客もなく。
    PTA大玉送りは話題の「ブル●ンちえみ」をモデルにした競技。私も親として参戦し、無事に我が娘の白組勝利で終了。
    夜は平尾地区自治会協議会新旧歓送迎会に出席。

    4日(日)は早朝より準備しての平成29年度・わんぱく相撲稲城場所@稲城市立若葉台小学校を開催。私は直前理事長としてだけでなく、慣れ親しんだ「行司」としてわんぱく力士の熱戦を仕切らせて頂きました。
    笑いあり、泣きあり、真剣さを基本に、子供達が「本気でぶつかり合い、相手を思いやる大切さ」を育んでいただけたと自負しております。そして合間にはリュウセイギャザーが応援に駆けつけてくれました!

    5日(月)、稲城市議会議会運営委員会。6月議会の内容が正式に決定されました。

    6日(火)は市役所にて一般質問と視察の調整。
    夕方からは私の後援会としても、またゴルフ仲間としても懇親の深かった知人のご葬儀に参列。ご冥福をお祈り致します。

    7日(水)、稲城・楽しく第九を歌う合唱団2017第4回練習会を開催し、そのまま稲城青年会議所6月度理事会に出席。

    …本日は読書の梅雨、ということで注文していた資料類が届いていました。新書は実物で買えますが、古書に関してはAmazon(時にヤフオク)様々ですね。最近、神田に行ってない…。
    午前の予定が終わり、これから昼飯を食べてから資料作成と打ち合わせ、当ホームページ更新まで齧り付きました!

    明日は上述の都議選に関連して、「まっとうに稲城・多摩に貢献してくださるだろう都議会議員候補者」の支援活動を行います!